白ばら荘

とても大切な友人の作品のタイトルから名前を頂きました。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

げ・ん・ば・く 慰霊 (長文)

今朝、広島の式典をTVで見ていました。

毎年見られるわけではありませんが、
今年は、土曜日で仕事が午前中なかったので、
見ることが出来ました。

広島市長の言葉を聴いているうちに、
浮かんできたのは、
井上ひさし作『父と暮らせば』と
昔亡くなってしまった私の大好きだった脚本家さん…

私は20代のころ制作会社に勤務していました。
その当時、出会った彼女は、30代のバリバリの
脚本家さんで、自分の意思をしっかり持った
素敵な女性で、私の憧れでした。
彼女も私の事を可愛がってくれていました。

「スピルバーグを日本に呼んで
 こんなプロジェクトをやってみたい」
なんてことを口にしていて、それを実現可能な所まで
もっていっていたある年…
彼女から1本の電話がかかってきました。

彼女は、原因不明の病気で病院に入院していました。
お医者様でも原因は分からない…
治療法も分からない…
ただ、細胞が壊れても再生機能が無くなっていく病気
白血球も減っているらしい…

もしかしたら、現在の医療では
原因の究明が出来たかも知れません。
彼女も医師にそんなことも言われたと言っていました。
ただ、30年くらい前は…

原因として考えられるのは、彼女のお母さんが、
広島で被爆したこと…
彼女は戦争が終わってから生まれたし、
今まで何の兆候も無かったから
そんなことは全然考えていなかったようです。

電話では、
「医師の許可も出ているし、
 あまり苦しくないから、
 病室で脚本書いて、
 制作会社にFAXで送っているよ~」
と明るい声で言っていました。

電話の約1ヵ月後に彼女が亡くなったのを
知りました。
知らせてくれたのは、彼女と親しかった
演出家からの電話…

演出家も亡くなってから、知らされたらしく、
「墓参りだけ行ってきた」と
電話の向こうで泣いていました。

私は、お見舞いも行っていませんし、
お墓の場所も知りません。知ろうと思いません。


私の中では、いまだに最後にお茶を飲んだ
赤坂の喫茶店でスピルバーグを呼んで実現させる
プロジェクトを語るの彼女のイメージが焼き付いています。

涙が出ます。

「今、私は芝居やっています。
 脚本書いてください!黒沢さん」
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

カウンター

稽古・公演情報

『DS1 本を読もう』  毎週木曜日 18:00~    開催予定 c.h.a.u-w.0491@ezweb.ne.jp までご連絡ください。  
『DS1 本を読もう』
毎週木曜日 18:00~
開催予定日
渋江集い交流館地図
参加申込・お問合せ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

おとと

水槽のふたをクリックして
餌をあげてね!

チャウ

マウスを動かすと動きます。
クリックすると
鳴いたり・怒ったり…
遊んでみてね!

国産小麦シリーズ3キャラクターパック

スポンジ・ボブ時計

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。